企業価値評価シミュレーション
このビジネス評価計算機は、事業オーナー様が、貴社事業の公開市場における売却価格の目安(レンジ)を確立するために役立ちます。
事業価値算定ツールの利用手順
加算調整された各費用項目に基づき、多くの中小企業の企業価値算定において基準となる「SDE(売主裁量所得:Seller's Discretionary Earnings)」を自動的に算出・集計します。このプロセスにより、帳簿上の数字だけでは見えにくい、事業本来の収益力を正確に可視化することが可能となります。
「評価ワークブック」タブの「元金額」列に、直近年度の損益計算書(P/L)に基づいた売上高および費用の数値を入力してください。必要に応じて費用の項目名や列を追加・変更いただけますが、入力した数値自体はこの列で直接調整しないようご注意ください。
当社のシミュレーターは、選択された業種に応じた適切な「業種別倍率(マルチプル)」を自動的に選定し、現在の市場環境における貴社ビジネスの推定譲渡価格(成約予想レンジ)を算出いたします。
収益力の実態を把握するための「アドバック(利益調整)」について
企業の真の収益力を正しく評価するため、帳簿上の利益に特定の費用を「加算(アドバック)」する調整作業を行います。これは、現オーナー特有の支出や一過性の費用を排除し、新しい経営者のもとで本来期待できる利益(実質的なキャッシュフロー)を算出するための重要なステップです。
操作方法
「アドバック(Add Back)」列にて、必要に応じて各費用の調整を行ってください。
調整を行う際は、加算したい費用の合計額を「マイナス(負の数値)」で入力してください(これにより、費用が減額され、利益が押し上げられます)。
アドバックの対象となる基準
費用を加算調整できるのは、それが**「オーナー個人の私的な性質」または「一過性の費用」であり、「今後の事業運営を継続する上で必須ではない」**場合に限られます。
主なアドバック項目の例:
オーナー関連の費用: 経営者自身の給与、法定福利費(社会保険料等)、個人にかかる健康保険料(後任のマネージャー等に提供しない場合)
私的な支出: 会社名義で購入した個人用品、私用の交際費や車両関連費など
会計上の非現金支出: 減価償却費(有形固定資産)、償却費(無形資産・営業権など)
財務・非経常的費用: 支払利息、一過性の特別損失
正確な企業価値(SDE:売主裁量所得)を算定するために、これらの数値を適切に整理し、事業本来の稼ぐ力を可視化しましょう。
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